今日は、アーティスト・ギタリスト、MIYAVIさんのPLAY IT LOUD

おはようございます、MIYAVIです。

僕が今、リスナーのみなさんとシェアしたい曲は、Louis Armstrongの「What a Wonderful World」です、はい。この曲を聞くと、ほんとに人間として五感をもってこの世界、この地球に生まれてきた事の素晴らしさ、ほんとにさりげないことでも水がおいしい、空気がきれい、花がきれい、そういったものの素晴らしさをすごく噛み締められる楽曲だなと思っていつも聞いてます。特に今ほんとに、このコロナの問題で経済活動がほぼほぼストップしている中で逆にね、地球にとってはロサンゼルスの空気が綺麗になったり、インドもね、ヒマラヤ山脈が見えたり、ある種その地球と僕たち人間の在り方人間として地球をコントロールしてるんじゃなくて、この地球に住まわせてもらってるという意識をね、持つ、逆に機会なんじゃないかなと思って。そういう意味でこの楽曲を僕はいつも聞くために、この地球の素晴らしさを感じられることの素晴らしさをいつも感じるので、みなさんとも改めてシェアしたいなと思いました。では聞いてください、

Louis Armstrongで「What a Wonderful World」。

アーティスト・ギタリスト、MIYAVIさんに選んでいただいたナンバーは、Louis Armstrong 「 What a Wonderful World 」。「サッチモ」こと、ジャズ・ミュージシャンのルイ・アームストロングが1967年に発表した楽曲。邦題は「この素晴らしき世界」。作詞・作曲したボブ・シールは、当時激化していたベトナム戦争を嘆き、平和な世界を夢見て書いたんだとか。1987年の映画「グッドモーニング, ベトナム」で印象的に使われたことでリバイバル・ヒット。その後も様々なミュージシャンにカヴァーされたり、コマーシャルに使われたり、エヴァーグリーンな1曲となりました。新型コロナウイルスによる外出制限によってロサンゼルスの大気汚染が改善した話題はこの番組でもお伝えしましたが、MIYAVIさんがおっしゃるように、地球と人間との関係を見直す、いい機会になるかもしれませんね。

「この地球の素晴らしさを感じられることの素晴らしさ」というコメント印象的でした。素晴らしい選曲、ありがとうございます。では、MIYAVIさん、近況も教えてください!

さて、僕、MIYAVIなんですけれども、4月の22日にニューアルバム「Holy Nights」をリリースしました。

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こういう時代、コロナの問題もそうですし、異常気象、難民問題、飢餓、貧富の格差、今国連が定めたSDGs、持続可能な社会にどうやって僕たちがしていけるのか、いろんな問題が世界中で起こってる中で特にね、今もコロナでたくさんの人たち世界中の人たちが厳しい環境での生活を余儀なくされています。そんな中で、それでも僕たちは歌う、音楽とともに生きる。これはほんとに人それぞれ、それぞれの役割があると思っていて、僕たち音楽家は音楽を。料理人は料理を、ラジオの制作の人たちは、良い番組を作ってください、ほんとに。僕たち音楽家も音楽を止めることはありません。どんな状況でも高らかに音楽を奏でていたいなと思うので、もしよかったらニューアルバムも聞いてください!MIYAVIでした、頑張りましょう!

国連難民高等弁務官事務所=UNHCRの親善大使も務めるMIYAVIさん、力強いメッセージ、ありがとうございます。我々にまでエールを!それぞれの立場で、みんながんばっています。音楽家のみなさんは、今、直接音楽を届けることが出来ない状況です。それまでは、アルバムを買ったり、オンラインコンテンツを通じて力をもらい、応援していきましょう。今週水曜にリリースされたばかり、MIYAVIさんのニューアルバム「Holy Nights」は、オリジナル楽曲はもちろん、カバー曲、リテイク曲、コラボ曲など、バラエティに富んだ内容になっています。ぜひ、チェックしてください。