今日は、俳優、石黒 賢さんのPLAY IT LOUD

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おはようございます、石黒賢です。わたしが今、リスナーのみなさんとシェアしたい曲は、Lewis Capaldiの「Someone You Loved」です。わたくし洋楽が好きでよく聞くんですが、その中でも非常にこう、端的な言葉でいえば「沁みる」というか、スコットランド出身のアーティストらしいのですが、それからその曲自体が持つメロディーの美しさとなんともいえない、郷愁を誘うというのかな、なんとなくどこか懐かしいような響きがしたりどこか切なかったり物悲しかったり。そういったところがこのメロディーとともに気に入っています。それでは、お聞きください、Lewis Capaldiで「Someone You Loved」。

俳優、石黒 賢さんに選んでいただいたナンバーは、Lewis Capaldi 「 Someone You Loved 」。昨年リリースのアルバム「 Divinely Uninspired to a Hellish Extent 」収録の1曲です。

「沁みる」「郷愁を誘う」「懐かしさを感じる」というコメントがありましたが、まさにおっしゃる通りですね。ルイス・キャパルディは、スコットランド出身、2歳3のシンガー・ソングライター。

この曲「Someone You Loved」は、昨年、全英シングル・チャートで7週1位を記録し、2019年、イギリスで最も売れたシングルとなりました。また、先日のグラミー賞では、「Song of the Year」にノミネート。ブリット・アワードでは、「Best New Artist」と「Song of The Year」を獲得。今後のさらなる活躍が期待されます。

さて、わたくし、石黒賢ですが、来週、3月14日公開の映画「時の行路」に主演しております。これはですね、みなさんは覚えていらっしゃいますでしょうか?派遣切りという言葉がありました。大手自動車メーカーに勤める、私が演じる五味洋介が、大手自動車工場の下請けというかそこで派遣社員として働いていたところ、リーマンショックのあおりを受け、無情にもクビを宣告されます。そこで彼は弱いもの同士、首を切られた者同士、結束を固め、組合を作り、会社になんとか以前の保障を求めます。それを支えた仲間、そして彼の家族の物語になっています。私は、家族を実家である八戸に残し、単身、静岡・三島の自動車工場で働く身なんですね。それを昨年撮っておりました。その家族の想い、そして、最後に訪れる幕切れ、そのあたりを楽しんでいただけたらと思っております。映画「時の行路」、来週3月14日公開です。ぜひ、劇場まで足をお運びいただけたら嬉しいです。以上、石黒賢でした。

石黒賢さん、ご案内ありがとうございます!2008年に起きたリーマンショックを端を発した「派遣切り」をテーマにした社会派ヒューマンドラマです。原作は田島一さんの小説。監督は87年にヒットした「ハチ公物語」を手掛けた神山征二郎さんが務めています。映画「時の行路」は来週3月14日から、池袋シネマ・ロサほかで上映予定。ぜひ、チェックしてください。  

石黒賢さん、素敵な選曲・コメントありがとうございました。