今日は、真心ブラザーズのPLAY IT LOUD。
Y「おはようございます、真心ブラザーズのYO-KINGです。」
桜「おはようございます、桜井秀俊です。」
Y「私たち真心ブラザーズが今、リスナーのみなさんとシェアしたい曲は、Aretha Franklinの【Think】です。」
桜「ね、最近亡くなってしまったアレサでございますが、僕は映画ブルース・ブラザースで怖～いお母ちゃんの役で、バンドやってどっか行っちゃおうとする旦那さんに『アンタ、考え直しなさい、Think！』って言って歌ってるあの様がすごい好きで」
Y「そうねー、品があるんだよね、アレサって。ある意味、ティナ・ターナー的な良い意味での品のなさもカッコいいんだけども、アレサの場合、ゴスペルをバックボーンで、今思うと、そういうとこからの品なのかどうなのかよく分からないけどもそういう品があってさらに、シャウトがちゃんとできるっていうね。あとリズム感ね。クックックって短く切って歌う時、スタッカート気味に歌うところのノリと、どーんとこう、バラードを、ずどーんと懐深く歌いあげるとことのギャップも素晴らしいですよね。」
桜「じゃあ、聞いてもらいますかね、Aretha Franklinで【Think】。」
真心ブラザーズのYO-KINGさん、桜井 秀俊に選んでいただいたナンバーは、Aretha Franklin「Think 」。 １９６８年発表のアルバム「Aretha Now」からお届けしました。8月16日、76歳で星になってしまった、クイーン・オブ・ソウル アレサ・フランクリン。この番組でも訃報を受け、追悼の思いを込めて５時間半お届けしました。グラミーで18の賞を受賞。レコードセールスは、累計およそ7500万枚。アメリカ大統領就任式では3３度もパフォーマンス。また、女性解放運動、公民権運動を象徴する存在のシンガーでした。1987年、女性アーティストとして、初めてロックの殿堂入りを果たし、ROLLING STONE誌が選ぶ「歴史上最も偉大な100人のシンガー」で数々の白人アーティストを押しのけ1位を獲得、人種や世代を超えて愛されたシンガーでした。
では、YO-KINGさん、桜井 秀俊さん、真心ブラザースの近況も教えてください。
桜「さて、われわれ真心ブラザーズですが、９月５日に、ニューアルバム【INNER VOICE】をリリースしました！前回に続いて、ほぼスタジオセッション状態で、生まれたてのロックンロールをパッと録音して、新鮮なうちにパッケージしたよ、みたいな。」
Y「さらに、モノラル録音と。１つのスピーカーで完結するようにミックスされてると。」
桜「っていう録音にしようと提案したのがYO-KINGさんですが」
Y「はい」
桜「なぜこのように？」
Y「あ、まぁやっぱり、ストーンズ、ビートルズ、ビートルズは特にモノラルミックスが本人たちのOKだしたミックスなんで、あくまでもモノがメインなんですよね。モノの豊かさっていうのを普段聞いちゃってるので、そこに耳が慣れちゃってるので、あくまで個人的にそうしたと。」
桜「今やってるようなロック音楽は塊のほうがグーっと、パンチがくるなぁっていう実感を持っております。ぜひぜひみなさんも聞いてみてください、お願いします。そしてですね、秋からはライブツアー"HOLD BACK THE TEARS"がスタートいたします。東京は10月23日火曜日、マイナビBLITZ赤坂。年明けて2月10日は中野サンプラザでだーんとライブやりますので、ぜひぜひ、遊びにきてください！以上、真心ブラザーズ桜井でした！」
Y「YO-KINGでした！」
ほぼスタジオセッションということは「一発録り」ということですね。しかも全曲モノラルミックス・・・ビートルズやストーンズにならって、ということですね。ロックはガツン！とくるのが一番ですからね！その音の塊はニューアルバム「INNER VOICE」、そしてライブで体感してください。