This Week's Number is・・・

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この数字は、この2年間で「自転車保険」の加入が伸びた割合です。大手の損保ジャパンでは、今年の「自転車保険」販売が8月末時点で、2年前(2019年)の同じ時期に比べて、およそ2倍になったとしています。背景には、近年は1億円にのぼる、という高額賠償事故が相次ぎ、リスクへの理解が広がったこと。さらに、保険加入をうながす 国や自治体の取り組みがあります。

まずは、兵庫県が加入義務化の条例を設け、これが全国に波及。2019年に国土交通省が条例のひな型をつくったこともあって、今年4月時点では、義務づける条例があるのが 22の都府県、努力義務の条例が 10の道県で制定されています。

自転車がからむ事故は近年増えています。警察庁のデータによると、2020年の単独事故は、2019年より1割多く、整備不良が関係する事故も相次いでいます。

au損害保険が今年6、7月に自転車利用者1千人に聞いたアンケートによると、乗車前点検について「ほとんどしない」「全くしない」と回答した人が、合わせて86.9%。

ブレーキの効き、サドルやハンドルの状態、チェーンの緩みやサビなどをチェックしておくこと、これも 必ず お願いします。