This Week's Number is・・・

49%

49%」

この数字は、東日本大震災の被災地で 雇用を創出する 国の補助金で一旦申請が通ったものの、それを辞退した割合です。

総額37兆円以上といわれる東日本大震災の復興事業。そのうち比率が高いのは、土地のかさ上げや防潮堤などインフラ整備です。

しかし、被災地での雇用創出は欠かせない、として補助金が設定されました。でも、去年10月末までに申請が通った794件のうち、およそ49%、394件が辞退した、ということ。

~この情報、日本経済新聞が報じています。岩手、宮城、福島などで、工場や物流・商業施設を作る企業に、費用の最大75%を補助。

その規模に応じて正規雇用の人数が決められ新たな雇用が生み出される予定でした。しかし、産業用地の整備の遅れなどで 企業が二の足を踏んで補助金を辞退する、というケースが、ほぼ半分に達しています。

理由を詳しく見てみると、「補助金は、設備が完成した後に出る、ということ」「事業や施設の規模縮小などが柔軟に受け入れられないこと」「人口減少と復興需要増加が重なり、雇用が十分確保できないこと」この辺りが原因と考えられています。

*事前に想定した規模から縮小する、これは十分あり得ますよね。この辺りは柔軟な支給が必要なのでは?去年の10月末の段階で、申請が通った794件のうち、およそ49%、394件が辞退しています。