This Week's Number is・・・

2.2

2.2%」、この数字は、クルーズ船の寄港回数、つまり港にやってくる回数が前の年と比べて減った割合です。

2019年は、2018年に比べて、2.2%減りました。

クルーズ船といえば、今週は、横浜に停泊しているクルーズ船のニュースが大きく扱われました。新型コロナウイルスへの集団感染が起き、まだ、多くの方が、船内で足止め...という状況で、乗客、乗員のみなさんの健康状態、心配なところです。

そのクルーズ船についての数字です。

国土交通省によりますと、去年、日本各地にクルーズ船が寄港した回数は2867回。前年比2.2%減で、6年ぶりに減少に転じています。その原因は、九州で大半を占める 中国発着のクルーズ船ツアーが競争激化による採算悪化で減少した、ということ。

今年は、新型コロナウイルスの感染拡大もあって、この数字、さらに減少しそうです。

新型コロナウイルスの影響、世界的に相当大きいんですが、一方で、こんな数字もあります。産経新聞が伝えています。

インフルエンザの患者数、日本では、過去最多だった去年にくらべ、激減。厚生労働省によると、1月20日から26日までの1週間で全国およそ5千カ所の医療機関から定点報告を受けたインフルエンザの患者数は、1医療機関当たり 18人。去年の同じ時期は、1医療機関当たり 57人だったということで、確かに激減しています。同じ時期の調査では、2011年以降、もっとも少ない患者数でした。厚生労働省では、「新型コロナウイルス対策で、多くの人が感染予防の行動をとっていることが、インフルエンザの患者減少の一つの要因としてありうる」としています。

手洗い、うがい、心がけましょう。