This Week's Number is・・・

80%

80%」

この数字は何の数字かと言いますと、Apple MusicやSpotifyなどをはじめとする音楽ストリーミング・サービスのアメリカでの利用者数が、2019年には、音楽セールスのうち80%を占めました。

これは、アメリカレコード協会(RIAA)が発表したデータなんですが、この10年間の推移も分かるようになっていて、音楽の有料ストリーミング・サービスの利用者が 2010年の時点では、およそ150万人。これが 2019年には6110万人に増加。ざっと40倍!!

ちなみに、2010年代の始まり=2010年は、アメリカでは、「CD販売」と「デジタルダウンロード」をあわせて、90%のシェア。しかし、2010年代の終わり=2019年には、「CD販売」と「デジタルダウンロード」、いずれも、1割に満たないシェアとなりました。

「CD販売」と「デジタルダウンロード」は、それぞれ 9% だったわけですが、一方、アナログレコードの売り上げは、伸びていて、2009年は5000万ドル(およそ54億円)だったのが、2018年時点で4億5000万ドル(およそ486億円)。音楽セールスの4%にまで 増えています。この勢いでいくと、レコードが CDを追い越す日も??