This Week's Number is・・・

4.1%

「4.1%」

この数字は、去年、海外留学をした大学生の割合です。朝日新聞と河合塾の共同調査「ひらく 日本の大学」によると、調査対象の691の大学で、去年2018年に海外に留学した大学生の割合は4.1%。人数では、およそ9万人でした。調査を開始した2014年に比べ、1.2ポイント増えています。そのうち、滞在期間1ヵ月未満の「短期」留学が62.7%、1ヵ月以上6ヵ月未満の「中期」が20.3%、6ヵ月以上の「長期」が17%となっています。さらに1年を超える例は、全体の1.4%。短期の留学が、6割以上、という結果になっています。

海外留学全体では、4年前よりも わずかながら増えているとはいえ、就職活動への影響を考えて、長期の留学を避ける傾向があり、期間を短縮し、国内のインターンシップに切り替える学生が目立っているようです。滞在期間「1ヶ月未満」が6割程度とお伝えしましたが、短期留学のプログラムに力を入れる大学も多く、「短期」のうち「2週間未満」の留学が、5.6ポイント 増加しています。