This Week's Number is・・・

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「1%」

この数字は、フィンランドで、大学などを通じて、AI(人工知能)の基礎教育を無料で提供する国民の割合です。フィンランド総人口はおよそ550万人。通称「1パーセントAI計画」と呼ばれるプロジェクトで、5万5000人が「機械学習」「ニューラルネット」などという先端AIの基本概念や、それを構築するためのプログラミング・スキルを学ぶというものです。

フィンランド政府は今後、この「1パーセントAI計画」を拡大し、将来的にはすべての労働者が先端AIに通じた「AIネイティブ」になることを期待している、ということです。

IT先進国のフィンランドは、2017年にEUで初めてAI国家戦略を掲げました。とはいえ「1パーセントAI計画」の目標は、「AIの専門家や技術者を生み出す」ということではなく、このコースで得た知識や技能をそれぞれの本業に活かし応用していくことを期待している、ということ。

どんな分野でもAIの知識があれば生産性が向上する、という考え、なんでしょうね。ちなみに、日本では2020年から小学校でコンピュータ・プログラミング教育が必修化されます。