This Week's Number is・・・

8.564%

8.564%」

この数字は、国連における今年から3年間の日本の費用分担の割合です。国連の経費は、加盟国が分担していて、この割合が、3年ごとに決められます。

国連総会は、昨年12月22日、向こう3年間、各国が拠出する分担金の割り当てを決定しました。それによると、日本の割合は2016年2018年は9.680%でしたが、2019~2021年は8.564%に。アメリカに次いで世界2位だった分担金額の順位も3位に下げ、かわりに中国が2位になりました。日本はバブル期の1986年以来、2位でしたが、今回、3位に。 また、ピークの2000年には20.57%でしたが、半分以下になっています。

この費用分担については、国民総生産(GNP)を推計し加盟国の支払い能力に応じて国連総会の分担金委員会が決めることになっています。~日本の経済の減速ぶりが見てとれる数字、ということですね。ちなみに、国連への負担が大きすぎると不満を表明しているアメリカですが、依然1位で、上限の22%を負担します。