This Week's Number is・・・

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JK: この数字は、20181月から10月までの訪日外国人の旅行客の累計が前の年に比べて増加した割合です。どのくらいの旅行客がいらっしゃっているのか?その数、およそ2,611万人!去年の同じ時期と比べ およそ230万人も増加!台風、猛暑、さらに地震など 自然災害が多かったにもかかわらず着実に増えていて、今年いっぱいで3000万人を超えそう、ということですが、きょう注目するのは、旅行者に関係がある「宿泊税」です。海外からのお客様だけではなく、日本人の旅行客にも関係する話題です。

まずは、そもそも宿泊税とは どういうものなのでしょうか。東京税理士会の濱中大輔さんに教えていただきます。

「~すなわち、宿泊税はかかりません。」

宿泊税は、法定外目的税というもので、全国一律ではなく、各地方自治体の条例で決められています。全国的に導入されている税金ではありませんが、特に海外の方に対しては、この税金が周知されるようにリーフレットなどで案内しています。

ここ東京都では、国際都市の魅力を高めるとともに、観光の振興を図る費用、例えば、旅行者にわかりやすい案内標識の整備や観光プロモーションなどの経費に充てる目的で、2002年10月から導入されています。現在、一人1泊10,000円以上15,000円未満は100円、15,000円以上は200円がかかります。10,000円未満については非課税とされていて、今現在、民泊には課税していません。そして東京都では、オリンピック・パラリンピック期間と重なる2020年7月1日~9月30日の期間は課税が停止、宿泊税はかかりません。

JK:「宿泊税」とは、全国一律にかかるものではなく、自治体で決める税金とのことで、海外からだけではなく、日本の旅行客にもかかります。濱中さんに例として挙げていただいたのが、東京都。東京都では、一人1泊10000円未満の場合、非課税。10000円以上15000円未満は100円15000円以上は200円がかかるということでしたが...では、東京都以外でも、こうした動きはあるのでしょうか。

~来年11月からはじまる予定です。

大阪府では20171月から導入されていて、一人110,000円以上だったものが来年から7,000円以上になる予定です。また京都市では今年の10月から導入されています。宿泊税は北陸新幹線の開通で、観光客増加が期待される金沢市でも来年4月から、さらに世界的な山岳リゾート、ニセコ地区がある北海道倶知安町で来年11月から、はじまる予定です。

JK: 大阪府ではすでに導入されていて、これまでは、東京と同じ、1泊10,000円以上の場合に課税されていましたが、その範囲が拡大されて、一人1泊7000円以上に課税、となるんですね。これにより、宿泊者が課税される施設は、現状の365施設からおよそ1500施設に増え、年間20億円の税収となる見込みなんだそうです。また石川県金沢市と北海道の倶知安町でも来年からはじまる予定です。

今月のワンポイント解説は、「宿泊税」をテーマにお送りしました。東京税理士会の濱中大輔さん、ありがとうございました。