This Week's Number is・・・

15%  

15%」およそ、15%、ということになりますが、、、この数字は、韓国に訪れる外国人のうち 日本人が占める割合です。韓国に訪れる外国人、、、多くを占めてきたのは、中国人でした。韓国観光公社によると、2016年は、韓国を訪れる観光客の半数近くが中国人でした。それが、、、アメリカが2017年、韓国に配備したミサイルシステム・THAAD(サード)に中国が反発。 韓国への団体旅行を制限したこともあり、2017年は、中国人の訪問が 激減。 推計では30%ほど減っている、という数字も出ています。

一方、日本人は、韓国を何度も訪れるケースが多く、治安の良さも手伝って個人客が増えています。そのため、韓国を訪れる外国人の15%前後を日本人が占めています。            

日本人観光客の需要が増え、韓国政府がホテルの容積率を緩和したことで、手ごろな価格の宿泊施設の競争が激しくなってきた、という状況もあるようで、これは、朝日新聞が伝えていますが、日本系ホテルチェーンの進出も相次ぎ、2015年に明洞に開業したソラリア西鉄ホテルでは、利用者の7割以上が日本人、とのことです。

こうしたことから文在寅政権は、「中国以外の中華圏」「アフリカ中東」と並んで、「日本」を3大戦略市場に位置づけ、観光商品の開発やホテルの充実を支援。韓国外交省では2019年~2020年を「日韓交流年」とするという案も出ているようです。