今朝はポーランド共和国です。

ウッチはポーランドで3番目に人口が多い都市。19世紀から20世紀にかけて、紡績業で発展し、繊維工業の中心地として栄えてきました。資本家が巨大なレンガ造りの工場を建設、周辺地域から集まってくる労働者とその家族のために住宅や学校などを建設、大きな街を開発しました。

繊維工場は、1980年代後半ごろから廃業が相次ぎ、その跡地はショッピングモールなどの商業施設となりました。また、昔の労働者住宅には、内装をリフォームして住む人もいますが、オフィスやアトリエなど、お洒落に生まれ変わったりもしています。多くの映画人や俳優を産んだ国立映画大学があるなど、アーティストにも理解がある街がウッチなのです。

ポーランドのクリスマスの定番は「鯉の料理」

ポーランドをはじめ、ドイツやチェコなどの国々では、食材として鯉を使うこともあるようです。フライにしたり、煮付けにしたりというレシピが一般的で、スーパーには真空パックや、冷凍ものの鯉が並びます。ところがクリスマスの直前になると、スーパーの入口には即席の「いけす」が作られ、泳いでいる鯉が売られます。生きた鯉をさばくのはクリスマスの伝統行事のひとつです。

鯉は調理をするクリスマスイブまで、バスタブに水を張って保存します。真水である程度の時間泳がせることで、体内に入った泥を吐かせるという効果がある、とも言われています。

ポーランドではイブの日には肉を食べないという習慣があって数十年前から手に入りやすい鯉が食卓にのぼるようになったとか。ヘルシーなキノコや野菜の料理と一緒にどうぞ。