今朝はネパール連邦民主共和国です。

首都カトマンズは、8000メートル級の山々が並ぶヒマラヤ山脈の南に位置します。中国とインドを結ぶ交易の中継点として周辺は古くから栄えました。カトマンズ市内の西にある丘には「スワヤンブナート」というネパール最古の仏教寺院があります。

石段を登ると、金色に輝く塔が見えてきます。その塔には「ブッダの知恵の目」が描かれていて、世界を見守ると言われています。また塔の下の部分には仏像などと共にチベット仏教特有の細工である「マニ車」という仏具があります。塔の周りを囲むよう数十個配置された筒には「お経の冊子」が納められており、その筒を回すとお経を唱えた事になるというもの。お参りに訪れた人々は、「マニ車」に触れながら歩くのです。

●そんなネパールでの朝ごはんは?

ネパールの代表的な食事は「ダルバート」という、豆のスープとご飯とつけ合わせのセットで、日本でいう定食のようなものです。ネパールでは、一日二食が主流。

早朝に動き始める現地の人々は、起きてすぐに朝食を食べません。しばらく時間がたってからビスケットやパンなどの軽食を取ります。

現地ではこれらの軽食のことを「カジャ」と呼んでいて、日中につまむお菓子も同じく「カジャ」。

パンやパンケーキ、お菓子から、お酒を飲む時のおつまみなど、主に「お米」を食べない時に使う言葉だそうです。

朝は、カジャと、とびきり甘いミルクティ「チャー」を一緒にどうぞ。