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今朝は岡山県倉敷市です。

岡山駅から電車でおよそ30分の場所にある倉敷市児島。

瀬戸内海に面した小さな港町ですが「ジーンズ」でも有名な町です。その歴史を紐解くと、昔から綿花の栽培に取り組み、「繊維の町」として発展。足袋、軍服、学生服、帆船のセイルなど、時代によってさまざまな製品を生み出してきました。

1960年代には国内で最初にジーンズの生産を開始。高品質なものが、近年、「ジャパンブルージーンズ」として世界的な知名度を獲得。およそ10年前には、地元メーカーが中心となって、人通りもまばらな商店街の空き店舗を利用した「児島ジーンズストリート」をスタート。

レトロな雰囲気の建物もある400メートルあまりの「通り」に、地元ジーンズメーカーを中心にショップやカフェや店舗が誕生。海外からも評判を聞きつけた観光客が訪れ、往年の賑わいを取り戻しています。

●瀬戸内海に面した岡山県の名産物は「ままかり」。

岡山の瀬戸内海に面した地域の人々にとっての定番の魚といえば「ままかり」。

正式にはニシン目ニシン科の「サッパ」という名称です。体長10センチ~15センチくらいの小さな魚で一年中食べられます。 特にこの時期、瀬戸内海にたくさんやって来る「ままかり」は、岡山県側での水揚げ量が多く、県内の鮮魚店やスーパーに並びます。

「ままかり」の名前は「隣の家にママ(ごはん)を借りにいくほど美味しい」というのが由来だとか。刺身や塩焼きで食べるよりも、素焼きで酢醤油につける「酢漬け」の方が地元ではポピュラーです。あつあつの白いご飯にのせてどうぞ。