今朝は和歌山県、紀伊半島の南西部にある白浜町です。

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この白浜町、白くサラサラとした砂が特徴の浜、「白良浜」が町の名前となっています。温泉も有名で、万葉集や日本書紀にも名前が登場します。

そして海に浮かぶ小さな島「円月島」は、陸側から見ると水面に、ドーナツの上半分が出たような形になっていて、季節によっては、沈む夕日がちょうど穴の部分に重なるという名所。一年を通してたくさんの観光客が訪れます。

白浜(しららはま)には空港があり、羽田から飛行機でおよそ1時間15分。そして、空港からほど近いところにあるのが「アドベンチャーワールド」です。ジャイアント・パンダの繁殖に力を入れており、先週1歳になったばかりのジャイアント・パンダ「彩浜」など6頭ものパンダの家族が暮らす動物園が有名です。

また、パンダやイルカやペンギンなどの水族館、ライオンやチーターがいるサファリワールドもあって、140種類1400頭の動物たちの生活を見ることができます。

●夏場の旬のたべものは「トコブシ」です。

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「トコブシ」は「アワビ」と見た目と身の食感が似た貝。今の時期の「トコブシ」はエサとなる海藻をいっぱい食べ、身は丸々と肥えていて、まさしく旬を迎えています。

調理方法ですが、殻についたまま塩蒸しにすると身の部分がはがれ、貝から出たエキスを醤油と日本酒などで煮込みます。

身と一緒に煮詰めた煮汁ごとおかずにするのが一般的。それを炊き込みご飯にして食べることもあります。朝はしっかりと旨味が出たエキスの部分を、そうめんのつゆにして、さっぱりといただきましょう。