今朝はインド北西部ラジャスタン州にある町、ウダイプルです。ウダイプルは丘の上にあり、その標高はおよそ 750m。ピチョラー湖という大きな人工の湖があることで知られています。その湖の中心にある島に建っているホテル「タージ・レイク・パレス」がランドマーク。

島に建っている、というよりは、まるでホテル自体が湖に浮かんでいるように見えます。もともとは18世紀にこの地の王様が建設した宮殿で、花崗岩と大理石で作られた白亜の建物は、内部の装飾からも、インドの歴史を感じることができ、館内を歩くだけで、まるで王侯貴族になったかのよう。

映画「007 オクトパシー」の舞台として使われたこともあって、世界中から観光客が訪れます。また、インドのみなさんにとっては、新婚旅行で訪れてみたい、あこがれのホテルでもあるようです。

●北インドの定番食は「アルー・ティッキ(aloo tikki)」。

道端にある屋台では、さまざまな「地元のごはん」がありますが、北インドの定番ストリート・フードはコロッケのような「アルー・ティッキ」。茹でて潰したジャガイモに、スパイスを混ぜて、チャツネで味付け、衣などをつけずに、フライパンにたっぷりの油を入れて揚げ焼きにします。

*基本的にジャガイモのみで、肉やほかの野菜は使いません。ほのかな塩味が効いていてそのままでも食べることができますが、甘いソースやチリソース、ヨーグルトなどをかけるのが一般的。

カレーのつけ合わせにしたり、おやつのように食べたり、軽食として人気の「アルー・ティッキ」。朝は、パンではさんだモノが売られていることもあります。日本でいうコロッケパンの感覚に近いのですが、かなりスパイシーであることは間違いありません。

たっぷり牛乳を入れた「ミルクティー」と一緒にどうぞ。