今朝は、愛知県豊橋市です。南側と西側を海に面した温暖な気候で、豊かな自然に恵まれた豊橋市。江戸時代には「吉田城」の城下町として、また、江戸と京の都を結ぶ東海道五十三次の宿場町として栄えました。

そしてここ豊橋は江戸時代から受け継がれる伝統的な「花火」の発祥の地として知られます。全国で一般的な「打ち上げ花火」ではなく「手筒花火」が有名。1メートルほどの竹筒に、火薬を詰めてから火をつけ、それを人が抱えて、火柱を吹き上げるというものです。轟音と共に勢いよくあがる火柱は、高さが10数メートルに達することもあり、壮観。豊橋を中心とした地域の花火大会ではこの「手筒花火」が主役となります。

●愛知県の食卓には「大豆」が欠かせません。

愛知県を中心に親しまれている味噌が「豆味噌」です。大豆と塩と水が原料で、それらを蒸して作ります。1年から2年以上かけてじっくりと熟成させるため、黒っぽい濃い色になり、独特のコクとうま味が特徴です。

「豆味噌」は味噌汁だけではなく、味噌煮込みうどん、うるち米を使った五平餅、田楽、味噌和え、味噌煮などさまざまなメニューにも使われます。

朝は、大豆を粒のまま「味噌」にして、生乾きの状態にした地元の発酵食品「濱納豆」をいただきましょう。一般的な納豆」とは違って、粘りは全くなく、タレなどをつけず、そのまま数粒をごはんに乗せて食します。

あつい「緑茶」をかけてどうぞ。