今朝は山梨県の北杜市です!山梨県と長野県にまたがる南北30 キロメートルあまりの八ヶ岳。ひとつの山ではなく、いくつかの山全体で「八ヶ岳」と呼ばれます。標高2000メートル級の険しい岩山が続く南八ヶ岳と、神秘的な雰囲気の原生林や池などがある北八ヶ岳にわかれ登山だけではなくハイキングの人々でもにぎわう場所。夏は高山植物が咲き乱れ、冬は雪と氷の幻想的な世界ひろがります。また、八ヶ岳のふもとの北杜市を中心に、山梨県内や長野県にわたって、多くの美術館や博物館が点在します。絵本、写真、楽器、美術工芸、モダンアートなどさまざまなジャンルの32の施設が「八ヶ岳ミュージアム・リング」としてつながり、山登りだけではない「八ヶ岳」の魅力を発信しています。

●朝ごはんは名産の「甲州小梅」。

朝ごはんの定番として重宝される梅干しは、大粒で立派な紀州産などが有名ですが、地元ではサイズの小さな「小梅」もまた食卓に欠かせません。小さくて果肉の部分が少ないとはいえ、一口で食べられる手軽さとほどよい酸味がポイント。削ったかつお節と小梅の梅干しを和えたり、赤いシソで漬けた歯ごたえのある「カリカリ梅」も定番です。さらに、地元の小梅農家では独特のレシピで味わうのだとか。その小梅と塩昆布を交互に容器へ重ねて入れた後に、醤油を注いで密封。その瓶をよく振って液体をなじませます。そのまま冷蔵庫で1週間程度保管すればできあがり。カリカリの小梅はもちろん、残った漬け汁もまた梅の味がほんのり効いた、薄味のお醤油として使えます。あつあつの白いごはんと一緒にどうぞ。