今朝はモナコ公国です!南フランスの地中海に面した小さな国。市街地の公道をF1マシンが走り抜ける「モナコグランプリ」の開催地として知られる国です。バチカン市国に次いで、世界で2番目に小さい面積で、その広さはおよそ2平方キロメートルと港区の10分の1程度。モナコの君主。レーニエ3世と結婚したアメリカの人気女優グレース・ケリーによって、モナコは一躍有名になりました。高級なブランド・ショップやレストランが軒を連ねる市街地。穏やかな気候で、澄んだ海に面した美しい風景があり、冬でも雪がめったに降らないので、年中観光客が訪れます。王宮に上がる道のふもとには、大きな噴水広場があり、朝から露天商が集まる市場がオープンします。肉や魚、野菜や果物、そして花を売る屋台が集まりイスやテーブルを出したカフェでは地元の方々がくつろぎます。

●モナコ王室ご用達サロンで優雅なひとときを。

モナコ公国を代表する王室御用達のチョコレート専門店が、1920年創業の「ショコラトリー・ドゥ・モナコ」です。1956年のグレース・ケリーとレーニエ3世の結婚式で、その店のチョコレートが引出物として使われました。その後もモナコ王室の行事ごとに記念チョコレートを手がけていることで世界中に知られています。ショーケースにはいろんな種類のチョコレートが並んでいてお土産用にモナコならではの箱に入ったものが売られています。中でも人気が高い「COFFRET GRACE KELLY」(グレース・ケリーの宝石箱)という詰め合わせのパッケージには、モナコ公国の紋章が金箔で刻まれていて、王冠やカップの形をしたさまざまな味のチョコレートが並んでいます。売り場の奥にある、こじんまりとしたティーサロンで、甘い「ショコラショー(ホットチョコレート)」をどうぞ。