今朝はアメリカ合衆国、サンタバーバラです!

ロサンゼルスから北におよそ 150 キロメートル。サンタイネス山脈(Santa Ynez Mountains)から太平洋に向かってゆるやかに下る地形で、美しい自然が満喫できるリゾート地です。海外からの旅行者だけでなくアメリカの人々にも人気。街のシンボルは「クイーン・オブ・ミッションズ」とも呼ばれる伝導所。フランシスコ修道会によって維持されている歴史的建造物です。1786年に創立、建物は2度の地震で被害を受けましたが、再建、修復がなされていて、今も修道士が在籍しています。

200年以上前のサンタバーバラは、スペイン軍の本拠地だったこともあり、その影響で赤い瓦屋根が特徴のスペイン風のたたずまいが残ります。そしてブロックごとにベンチがあるような、ゆったりとした街。そんなサンタバーバラは、品のある美しさが備わっていてお洒落な雰囲気のショップやレストランが軒を連ねます。

●サンタバーバラでは地元食材をふんだんに使います。

ファーム・トゥ・テーブル(畑から直送)の野菜、夜明け前から海に出て水揚げされる海産物など、すぐ近くでとれる新鮮な食材が豊富なサンタバーバラ。舌の肥えた人々を満足させる一流の飲食店も多く、マーケットには季節によってさまざまな食材が並びますが、なかでも「ウニ」は名産品として知られています。周辺の海域にはアラスカからの寒流が流れこみ、点在する無人島のまわりには海藻が多く生息しています。それらをエサとする、旨味たっぷりの大粒の「天然ウニ」は、なめらかな口当たりと塩味が持ち味として知られます。スプーンで身をすくって、パクっといただきましょう。