今朝は、フィンランドの食品技術開発企業にお話を伺います。2017年創業のフィンランドのSolar Foods社は、空気と水、電気 からタンパク源を作り出すフードテック企業。アメリカのNASAとの共同プロジェクトから始まった事業です。

とても簡単に説明すると微生物に、水素と二酸化炭素を与えて育て、タンパク質を作るというプロセスを開発しています。世界の人口が100億人になる近い未来における安定した食糧供給をめざして、とのこと。できあがったタンパク源は、見た目も味も小麦粉のようで、タンパク質の含有量が50%、脂肪分は5~10%、炭水化物は20~25%。1kgあたりの生産時の水の使用量は、牛肉15,500ℓ、大豆2,500ℓに対して、ソーラーフーズが開発したタンパク源のSoleinは10ℓで済むそう。

画期的な技術ではありますが、大量の食糧ニーズにこたえることができるのでしょうか?ソーラーフーズ社の創業者、CEO、パシ・ヴァイニッカ(Pasi Vainikka)さんにお話を伺います。

英会話に使える今日のフレーズ、Phrase of the day

今日のフレーズは、「food for thought」です。


食べ物とは関係なく「考える糧」「示唆に富むこと」という意味があります。

Her speech gave the audience some food for thought.
(彼女のスピーチは聞く人に考える材料を与えた)