今朝は、一般社団法人 日本こども服おさがり協会取り組みに注目します。すぐにサイズアウトしてしまう幼い子どものお洋服。着られなくなった服は、捨ててしまうのも もったいないし、お店に持っていっても、安価な値段でしか取引できない...。

ならば!街中のサイズが合わなくなった子ども服を回収して、必要としている人に"おさがり"として提供しよう。

そんなアイディアから日本こども服おさがり協会では子ども服の無料回収・無料販売(つまり配布)をおこなうイベント「おさがりモンスター」を企画、開催しています。詳しいお話を、団体の市川弥浩さんに伺いました。

おさがりという一括のなかにいろいろな問題が起きていると気づいて、核家族化や子どもの数が少ないので兄弟間でもおさがりがしづらい。お友達におさがりをお回ししたときに「タダで頂いたけどお礼どうしよう」とか「自分の子どものテイスト・サイズが合わない」というちょっとしたズレを私の方で回収して、皆さんにご提供できればと思ってやっています。618日に清瀬市でイベントを開催した際には310名ほどの来場が有り、回収したお洋服は600kg。残りが180kgで、ゴミの削減にも繋がりましたしお母さんたちの喜ぶ顔も観られて、大盛況だったかなと思います。

開催に先駆けて街中から回収したお洋服が、およそ600キロ!そのうち420キロ分の子ども服が、必要としている家庭に配られました。素晴らしい。また、回収時に穴が空いていた・汚れがあったお洋服は団体で髪飾りやぬいぐるみにリメイク!イベントで配布をして、ご家族全員が楽しめるイベントづくりに努めているといいます。

一度回収すると、地域のママ、パパから「次はいつですか?」という問い合わせや、「次に出す洋服を取り置きしています!」というお声をいただいて、すごく励みになっています。パパさんママさんだけでなく「お孫さんのお洋服を見に来ました」というおじいちゃまおばあちゃまもいらっしゃっているので、家族どなたがお越しになっても楽しめるイベントになっています。

子ども服を無料で配布することで家計の助けになるとも考えています。より多くの方におさがりをしていただきたい、という思いと、ベビーカーや靴といった今回収が難しいものもたくさんあって、出来ていないんですが、回収内容も幅広く取り扱える団体にしていきたいと思っています。

「おさがりモンスター」新たな開催の問い合わせも入ってきているといいます。自治体にお勤めの皆さん、いかがでしょうか?

詳しくはfacebookページ、またはLINEで問い合わせをお願いします。また、団体ではサイトを新設するためのクラウドファンディングも実施中。こちらも合わせて、ご確認ください。

一般社団法人 日本こども服おさがり協会