今朝注目するのはChabacco(チャバコ)、というアイテムです。タバコ、ではないですよ。お茶の茶、で チャバコです。

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タバコのケースを模した外装のなかには粉末のお茶が、これまたタバコのような スティック状のパッケージに入っています。一見するとジョークグッズにも思える商品ですが、お茶の文化を未来に伝えるための、熱い想いが込められています。

Chabaccoを販売する 株式会社ショータイム、森川翔太さんにお話をうかがいました。森川さん、このChabacco、、、どういったアイテムなんでしょう?

「世の中を茶化そう」をコンセプトにしている。2つの大きな意味が有り、ひとつは世の中に茶葉を浸透させたい。もう一つは、笑いをもたらしたい。私は元々静岡生まれ、東京で仕事をしていましたが、アメリカに行く機会があり、地元のお茶を持っていったら非常に喜ばれた。僕も嬉しくなって生産者さんとお話したら、一方で作っている人と茶畑の面積が減っているという情報を聞いて、ショックだった。何が原因なのか、自分で業界に飛び込んでスタートしました。

みんな大好きなお茶!...ですが年々、生産農家数は減少が続いています。このままでは、お茶の文化が廃れてしまう!そこで製造されたChabacco、だったんですね。

まず作られたのは、静岡県・掛川市にある茶草場農法で生産されたお茶のChabacco。急須がなくても淹れられる粉末タイプで、僕を先程いただきましたが、、、香り高く、本当に美味しい。他にも、ほうじ茶、深蒸し茶、抹茶と、種類もたくさん。少しずつ使用する茶葉の産地にも広がりを見せているそうです。

日本が誇るお茶を心から楽しんでほしい。そのために必要なのは、産地、品質、味はもちろん、お茶の楽しむ、その空間にあるといいます。

お茶の精神、、、茶室に入るときは刀掛けに刀を置いて、茶室に入ったら誰もが平等。飲むときは身分や立場を抜きにしよう、という空間が最初にあると思う。なので茶室は笑顔がたくさん生まれたと思う。今の時代は、会社は休憩室、家では食事処。お茶を通じてそういう笑顔が生まれるのが理想で、お茶にはそのポテンシャルがあると思っている。

Chabaccoのパッケージには、こうあります。「チャバコの味は、あなたの周りの人、特に家族や会社の同僚、取引先の機嫌に好影響を及ぼす可能性があります。お飲みになる際は、周りの人もお誘いのうえ 楽しみましょう。」

Good suggestion!!

日本のお茶文化を応援する「Chabacco」。詳しくはウェブサイトをご覧ください。

https://chabacco.jp/