朝ごはんを食べて、さぁ出勤!

ついでに ゴミ捨て、ありますか? お疲れ様です。

毎日の生活で どうしても出てしまうゴミ...そんなゴミを無くしてしまおう!と活動する団体に、今朝は注目します。

団体名は NPO法人ゼロ・ウェイストアカデミー。今から17年前、日本で初めて「町から出るゴミをゼロにします!」と宣言した、徳島県 上勝町で発足した団体です。

では、街から出るゴミを無くすために、どんな工夫をされているのでしょう?元・上勝町の町長で、NPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーの笠松和市さんに、伺いました。

ゼロ・ウェイストとは、焼却、埋め立てをゼロにするという意味があり、私たちは元々野焼きをしていましたが禁止され、それを分別資源化するために、まず生ゴミをコンポストや電気で処理できるものを導入、ゼロにすることを徹底。いまは(ゴミを)45分別して、他にまだ使えるものを無料で引取、引き渡している。その他にもリメイクショップ、、、鯉のぼりをはっぴなどに作り変えることもして、高齢者の雇用促進にも繋がっている。

焼却や埋立をしないために、ゴミを45分別する!行政と一緒に 資源の再利用をすすめた結果、平成28年度のリサイクル率は、全国平均が20.3%のところ上勝町では 81.0%を達成!!さらに、高齢化が進む町で、雇用を生み出すことにも成功しました。

徳島でスタートした 町を上げてのゴミゼロ運動。活動の先に見つめるのは、2100年。僕たちの子どもたち、そのまた子どもたちが生活する地球の環境です。

ぜひ見ていただきたいのは、環境省が出している2100年の天気予報。東京の夏は44度。大阪は30度以上の真夏日が4ヶ月半続く。孫が80歳になる頃には大変なことになる。そもそも、ゴミが出ない商品をつくる。すると必要最低限の資源でなりたつ。仕組みづくりのためにこれから取り組みたい。持続可能な世界を作るために、徳島県はもちろん全国に仲間を増やしたい。

『ゴミが出ない商品を作る。』

企業努力に頼る、だけではなくて、僕たち消費者が「こんな商品がほしい」と声をあげることで、そういったアイテムが作られる可能性だって、ありますよね。もちろん、今あるアイテムをゴミにしない工夫も必要!お子さんと話し合ってみるのも、楽しいかもしれませんね!

NPO法人ゼロ・ウェイストアカデミー