子どもたちが生きていく 未来のモノづくりにエコの視点で取り組むブランドを、今朝はご紹介します。

使って不要になったアイテムを捨てるのではなく、より良いものとして生まれ返らせる、「アップサイクル」。持続可能な社会への第一歩を、自分の生活圏から見直すアクションです。

日本各地に店舗をもつアップサイクル・ブランド「NEWSED」中島潤也さんにお話を聞きました。

ブランドとしては企業から出る廃材端材を、ストーリーを生かしてモノづくりをする、商品開発をしています。元々弊社はノベリティ制作会社だった。その時におまけは世の中に出るものと補填分を作る、補填は1万個作るがキャンペーンが終わると1万個は廃棄されてしまう。なにか出来ないかと思ったが、ノベリティは会社のものになるので何も出来ない。よく考えるとこう捨てられるものがたくさんあると気付き、企業からの廃材を使えないかと試行錯誤して、今の形に。

例えば、クルマのシートベルト。廃車になるクルマから取り除かれたシートベルトは、安全性の問題から、次のクルマに使うことが出来ません。そんな、人の安全を守ってきたシートベルトを、「Seat belt bow tie」...、ネクタイに加工して 販売しています。このような アップサイクルから生まれたアイテムを27種類も取り扱う「NEWSED」。ブランドとして届けたい想いを、最後にうかがいました。

なるべく加工を少なくしているが、一個一個愛着があって使われていたり、形状も変わっているがコンセプトやストーリーがある。難しく考えすぎない方が良いと思っていて、ゴミはどうしても出てしまう。一個気付いて何か新しいことが出来るかもしれないと考えると、物を捨てなくなり、長く使うキッカケになるのではないかなと。僕らの商品も「これが廃材だったんだ、僕の周りでも何かできないかな」と考える・知る切っ掛けになったら嬉しいなと。

NEWSEDがつくるアイテム。ぜひ手にとって見てください。新型コロナウイルスの影響で、店舗はクローズしていますが、オンラインショップで購入することが出来ます。関心をお持ちになった方、ぜひWEBサイトご覧ください。

NEWSED