今日注目するのは、新型コロナウイルス感染症の影響で、在宅を余儀なくされた子どもたち。そんな彼らを オンライン上の「広場」に招き、これまでになかった出会いを生み出す 取り組みです。

その広場とは...、子どもたちの教育支援をおこなう認定NPO法人カタリバのサービス、「カタリバ オンライン」です。詳しいお話を団体の齊藤楓華さん にうかがいました。

今回その新型コロナのウイルス流行して学校が休校になるっていうことで、普段学校に通っているはずの時間が、子供たちにとって空白の時間になってしまうなということで、この時間何か子供たちに届けられないかっていうことで始まりました。

基本的に毎日朝、まず9時半からオンライン上に、教室の朝の会のような場所を作っています。ここにはだいたい毎朝30人近くの子供たちが、全国各地からZOOMでパソコンなり、iPhoneでつないで来て、また施設のスタッフが挨拶して、今日どんなことを取り組みたいかなとか、今日楽しみにしていることなんだろうねみたいな感じでコミュニケーションを取りながら、子供たちの朝を一緒にコーディネートしていくっていうのを一つ目としてはやっています。

で、朝が始まったら振り返りも必要なので、夕方に今日どうだったあれやりたいって言ってたけど、どういうことをやられた?とか、それやってみてどうだったみたいなことを子供たちと一緒に振り返りをしています。この振り返り私たち事務局のスタッフだけではやりきれないので、全国各地からたくさんのボランティアの方が参加してくださって、高校生から親世代の方までいろんな方が子供たちとコミュニケーションを取るっていうようなためにボランティアとして活動してくださっています。

1日1日を大切に過ごす大切さが、その先の未来の選択肢を広げることを教えてくれる、カタリバ オンライン。サービスが始まって1ヶ月ほどになりますが、休校中、空白時間ができた子どもたちは もちろん、

学校と距離を置いていた子どもたちや、病を抱えた子どもたち、そして大人が集まって、年齢を超えたつながりを築いているそうです。

一つは子供同士の繋がりで、多分、なかなかその北海道のことを東京の子が知り合いになるなんてことは日常的オフラインで会っている以上はなかなかないとは思うんですけど、その多くの子たちとも 繋がれる。「実は今日雪降ったんだよね」みたいな「4月で雪降るの!?」って話してたりとか、そういうのが可能になって子供たち同士で自分の中で世界の広がりみたいなのを感じられるんじゃないかなっていうのが一つと、

もう一つは、大人と子供っていうのが安全にやっぱ繋がれる。安全性が前提ではあるんですけど、オンライン上で 繋がれるっていうのは結構面白いなと私自身思っていて。今その朝と夕方の時間の間に子供たちに何かを教えてくれる、、、私は師匠と呼んでるんですけど、何かに秀でた方をお呼びして1時間ぐらいのプログラムみたいなのをやっていただいてるんですが、その一つにフィリピンから子供たちに英会話教室を中継でやってくれていて、普段は繋がれない大人とも繋がっていろんな学びを得られるっていうのは、今後ももしかしたら可能性がすごくあることなんじゃないかなっていうふうに思ってます。

齊藤さん、コメントありがとうございました。新型コロナウイルス感染症の影響で生まれた 子どもたちの空白に大きな未来を描く「カタリバ オンライン」!詳しい情報が載ったウェブサイトのリンクは以下の通り!

https://katariba.online/

先が見えず不安な今だからこそ、EYES ON THE FUTURE!

未来を、見つめていきましょう。