今朝は、「街で困ったときにアプリを立ち上げてみよう!」...そんな未来をつくる取り組みをご紹介します。大日本印刷 株式会社から、米山剛史さんをお迎えしました。
Q 米山さん、いま簡単にご紹介しましたが、「街で困ったときに立ち上げるアプリ」...、ご紹介いただけますか?
外出先での「ちょっと困った」を対面で解決できるサポートアプリ「May ii (メイアイ)」をリリースしました。どういったアプリケーションなんでしょう?
「May ii」は、スマートフォンアプリを通じ、「お願いごと」をしたい方と「お手伝い」してくださる方をマッチングさせるアプリです。ほんのちょっとの困り毎で他人に助けを求められない。困っているのかな?と思っても声をかける勇気がない。
⇒お互い気軽に助けたり、助けてもらったりできる便利なアプリ!
~いま手元のスマートフォンに立ち上がっていますが、どういった仕組みでマッチングできるんですか?
GPSを利用して、サポーター(サポートしたい人)とリクエスター(サポートが必要な人)をマッチングさせることができます。
Q なぜこうしたアプリの開発をしようと??
移動困難書へとったアンケートで「行きたい場所はあったが諦めた経験があるか」質問したところ「82.3%」が「ある/たまにある」と回答があった。移動時のバリアが原因で「移動したくない」と外出を諦めている現状がある。
逆に、世界寄付指数ランキング「見知らぬ人への手助け」日本は140位中138位。声をかけてもいいのか、サポート方法がわからない、と心理的なバリアがあり手助け行動に移せない人が多い。
⇒気軽に「May I Help You?」を言える日本人を増やしたいというヴィジョン
→一般生活で困っている人を無くす
→助け合い行動を可視化する
→都市の魅力が増す!
Q 少し画面を覗いてみると、、、キャラクターがいますね。
「手助けの可視化」として、移動に困っている人のサポート回数などに応じてユーザーのアカウント上にポイントが付与され、蓄積します。貯まったポイントに応じてアプリ内のキャラクターが成長し、アプリ内で確認できることによりユーザーのモチベーション向上を促します。
Q 楽しみながら人助けができる!資料によると、エリアを限って展開されているんですよね?
東京都(市ヶ谷)、北海道(札幌)、福岡県(福岡市(天神))の3都市で利用を予定しており、今後利用エリアを順次拡大予定です。
Q 今度のビジョンを教えていただけますか?
ユニバーサル社会の実現に向け、当サービスの利用エリア・対象者を順次拡大していきます。また、本取り組みは企業や自治体などと連携しながら提供していき、だれもが暮らしやすい街づくりに貢献していきます。
~より詳しい情報は、WEBサイトをご覧ください。