今朝は、「うさぎママのパトロール教室」というプロジェクトを主宰する、安全インストラクターの武田信彦さんをお迎えしました。番組には、およそ10年ぶりにお越しいただきました!

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Q  まずは、プロジェクトの活動について、教えてください。

防犯の分野で、子どもから大人まで、幅広い世代のみなさまにむけて、自らを守る力、みんなで見守る力を育むためのプログラムやコンテンツの提供などを行っています。

Q  中でも「子どもの安全」には力を入れて活動されているんですよね?子どもたちを取り巻く環境について、武田さんは どのようにご覧になっていますか?

ますます子どもだけの状態が増えており、犯罪と遭遇してしまうと重大化するリスクがあります。「ひとりにならない」が基本ですが、子ども自らの自分を守る力、地域全体で見守る力が欠かせない状況です。

Q  子どもたちが気をつけておくべきこと、 我々オトナが見落としがちなポイントって、どんなところでしょう?

「気をつけるべき場所や時間」は、じつは子どもによってちがうんです。集団登下校をしていても、自宅のすぐそばやマンションの敷地内ではひとりになります。ひとりになる瞬間を洗い出して、予防と対処の準備を行う必要があります。

Q  そして、私たち大人ができることとは??

ずばり「見守り」です。犯罪をさがすのではなく、子どもや地域に目を向けて、「大丈夫ですか?」と見守る気持ちです。犯罪が起きにくい環境づくりと、万が一のときに助ける力になります。いま、見守りを受けていた子どもたちが成長して、学生防犯ボランティアとして地域を見守る側で活躍しているケースが増えています。

Q  また、防犯にまつわるハンドブックの作成もされていますよね?

子どもの身を守る力を引き出すための 小学生とその保護者向け冊子『子どもの安心・安全ハンドブック』があります。子どもの安全を守る活動にご活用頂く場合、無償で提供しています。

より詳しい情報は、サイトをぜひチェックをお願いします。

http://www.usagimama.com/