今朝は、メロンパンと社会貢献を組み合わせた取り組み!「メロンパンフェス」を主催されている、平井萌さんにお越しいただきました。

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Q  まずは「メロンパンフェス」、どのようなイベントでしょうか??

メロンパンフェスは、全国各地のメロンパンを揃えた、国内最大のメロンパンの祭典です。開催のきっかけは、スマートフォンが作られる裏側で起こっているコンゴ民主共和国の紛争問題を知ったことからでした。一方で、このような社会問題に思いを馳せるのは難しいことです。"罪悪感を与える方法ではなくて、作る側・買う側両方のしあわせの上で成り立つ消費を実現させたい"、そんなことを考えていたある日、いちばん大好きなメロンパンでコンゴの問題を解決できるのでは、と「メロンパンフェス」の開催を思い立ちました。

Q  実は前回のメロンパンフェス開催の際にもご出演いただきました!反響、いかがでしたか?

2017年に開催した第4回では2日間で2,200人以上が来場、およそ9,000個のメロンパンを販売。

Q  そして今年は2年ぶりの開催!ですね??

5月4日(土)、5日(日) に、3331 Arts Chiyoda(2F体育館)で開催します。

Q  どのようなコンセプトで行われるのでしょう?

今回のテーマは「よりみち消費」。"よりみち消費"とは、一見最短ルートではなさそうだったり、「ただしさ」よりも「たのしさ」が基準になっているような道を選ぶこと。お金の巡り方から物を買うことを考えてみたり、社会問題を解決する仕組みが組み合わさっている面白い仕掛けのある商品を手にとってみたり。当日の会場内ではご来場いただいた方へ実際に「よりみち」していただけるような、メロンパンに関する展示やコンテンツをご用意しています。

Q  そして今日、実際に出店されるメロンパンをスタジオにお持ちいただきました!ご紹介いただけますか?

メイプルメロンパンでお馴染みの都内人気店、「ボンジュール・ボン」さんとコラボした「角煮チャーシューメロンパン」です。チーズを混ぜたメロン皮の中に、煮汁溢れる味噌と山椒で味を調えた豚角煮が包まれています。惣菜パンのポテンシャルをいかんなく発揮した、甘じょっぱい味わいのメロンパンです。

Q  これらを購入することで、消費行動だったり、社会問題を考えるキッカケになる?

収益の一部は実際にわたしが現地に行った際に訪問したHEAL AFIRICAの女性自立支援事業に役立てます。また、メロンパンフェスではわたしたちから正解を提示するのではなく、あくまでも"心地のよい消費ってなんだろう?"という消費のあり方に対する問いを投げかけています。フェアトレードだからとそこまで欲しくないものを買ってしまうよりも、もしかしたら着回しできる大量生産のTシャツの方が結果的には社会にいいものかもしれません。イベントに参加された皆さんの日常にその問いがずっと心に残り、消費のあり方を考えるきっかけになれば嬉しいです。

Q  さらに今年は、トークイベントもあるんですよね?

今年は初めてゲストの方をお呼びし、1日目は、認知症の人がホールスタッフをつとめる「注文をまちがえる料理店」などを手がけた小国士朗さん、2日目はこどもたちのためのカフェ『クルミドコーヒー』を開業された影山知明さんとのトークショーも行いますので、メロンパンの購入以外にも楽しめるコンテンツが充実しています。

~メロンパンフェス2019について、

より詳しくはWEBサイトをぜひチェックしてください。

http://www.melonpanfes.com/