今朝は、NPO法人 声と未来、理事長で、現役の声優でもいらっしゃいます、愛河里花子さんにお越しいただきました。
Q 声と未来、どのような活動をされている団体なんでしょう?
- 現役の声優、歌手、ナレーターが立ち上げた団体。子育てに奮闘するお父さん、お母さんの〜居場所を絵本の読み聞かせを通して)子育て支援活動をしたり、親子で楽しめる公演活動をしている。
- 具体的には、毎週火曜日に「声と未来スタジオ」(東京・代々木上原)などで読み聞かせ会を開催しています。他に、人形に声をあててみたり、子どもたちのアフレコ体験、芸をしてみたり、、、参加型の公演を各地で行っている。読み聞かせのCDもリリース。
Q このような取り組みを始めたキッカケは?
- 渋谷に拠点を置いて、出産と引っ越しが同時で知らない土地に来て子育て(孤育て)をしていた。わからないこともいっぱいあった。保育園に入る前に、相談先もわからず孤独な子育てをしていた。
- その中で、子供の検診へ言ったときに子育て支援センターのポスターを発見。その一軒が家の近くにあったので行ってみたところ、お母さんたちがキレイにお化粧してお弁当作って集まっていた!同い年くらいの子どもたちと遊ばせたり、悩み事を打ち明ける場所を見つけて、とても助かった!わからないことは相談したりもできて、心の支えにもなった。
- 「やっと社会と繋がり持てた」独りだったのは自分だけじゃなかったと思った。この場所に助けられたので、渋谷区にあったら助かるママもいるだろうと思い、私にできること、、、声を使った子育て支援だ、と思い立ち、絵本の読み聞かせ会をする場所を作ろうと、読み聞かせ会を作った。最初は2週間に1回、その後週1回、渋谷と新宿行ったり来たりして活動を広げた。
Q 実際に、読み聞かせのCDもリリースされている、ということですがちょっと聞いてみましょうか...
~子どもたちへの読み聞かせ会、反響は?
- 同じ声優業をやっていても、子育てのとき大変だったという共通の思いがある人が多く、声優のかかずゆみさんはお客さんとして来てくれたあと、、読み手で参加してくれた。トトロのメイちゃんの声をやっている坂本千夏さんもボランティアで来てくれた。ママ友達の間でも口コミで広がって、ドンドン広がっていった。その後、渋谷区の事業のひとつ「こどもテーブル」に参加するまでに至った。
Q 読み聞かせのパワー、どんなところに感じてらっしゃいますか?
- 子供とどうやって接していいかわからない、というママもいらっしゃるかと思うが、そのときはお膝に抱っこして絵本を読む。親の振動、ぬくもりも伝わる、、、使えるアイテムだと思っている。そんな風に捉えると、上手に読まないといけない、などではなく、便利グッズのように絵本を使えたらと思っている。
- 子供と一緒にいると思ったように時間が進まない。早くしなさい!じゃなくて、よいしょこらしょ、などの言葉を入れてみたり、普段使える言葉をお話CDに盛り込んだ。子供も親も穏やかに一日を過ごせるようにと思っている。
Q 活動を通して、今後おこなってみたいこと、どんなことでしょう?
- これを続けていくことをしたい。火曜日にここに来ればほっとできる場所がある、そんな場所でありたい。あともう一つは、地方公演、学校公演などを通し、知らない方に広げていきたい。
~声と未来の活動について、より詳しくはウェブサイトへをチェックしてください。