今日は、NPO法人ハナラボ、代表理事の角めぐみさんにお越しいただきました。

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Q  NPO法人ハナラボ、、、どのような団体でしょうか?

女子学生のリーダーシップと創造力を育み、社会変革の担い手を輩出していこうという活動をしています。最近は社会人女子向けのプログラムも提供しています

Q  女子学生にスポットを当てた活動! 発足のきっかけは?

同級生で一般職に就職した友人たちが出産を機に全員仕事を辞めてしまった。本当にもったいないなと思っていたときに、母校の女子大で在学生と話す機会がありました。自由に職業が選べる時代になっているのに「一般職にしようか、総合職にしようか」と迷っていた。能力は高いのに自分を過小評価して選択肢を狭めている...。このままだと「もったいない」負のループが続いていくのでは?もっと自分の力を活かせる仕事を選べる世の中にしなければ!と思ったのがきっかけです。

Q  具体的な活動内容を教えてください

具体的には、大きく2つの取り組みをしています。

まず1つ目は女子学生の視野を広げるためのWebマガジン「ハナジョブ」で、学生記者を育成して社会で活躍する女性たちに取材しています。これまでインタビューした企業は150社以上。最近では起業家へのインタビューも増えています。

2つ目は女子学生の可能性を引き出すための、社会課題の解決に取り組むプロジェクトです。何らかの社会課題をテーマに、自治体や企業と女子学生が一緒に解決に取り組みます。現在は新しい地域のブランドづくりの一環で、長野県塩尻市とふるさと納税返礼品を開発中。(塩尻野菜を使ったスープを地元のシェフとともに商品化を進めており、製造販売まで手がけます。学生たちにとっては起業体験プログラムとなっています。)

Q  参加されている皆さんからは、どんな反応がありますか?

学生からは、「できないんじゃなくて、やろうとしていなかった自分に気づいた」「楽しむことが大切だと気づいた」「自分がやらなきゃと思えるようになった」自治体や企業からは、「職員や社員のモチベーションが上がった」「自分たちでは考えられない企画が生まれた」「アイデアだけでなく実践することで事業が生まれた」「女子学生たちのやる気や行動力に驚かされた」という声が多く聞かれます。

Q  女性(学生)の活躍の場、今後どのようなカタチで広げていきたい?

女子のクリエイティビティを育む活動を全国に広げたいと考えています。ほかの地域で同じ志を持つ仲間を見つけたいですし、プロジェクトを回せる人材を増やしていきたいです。さまざまな地域で事業化モデルをつくっていきたいですね!

~ハナラボの活動について、ウェブサイトをチェックしてください。

https://hanalabs.net/