今朝、お越しいただいたのは、『一般社団法人コレカラ・サポート』の千葉晃一さんです。
コレカラ・サポートは、税理士や弁護士、司法書士など専門家と連携して、親を亡くした後の相続手続きや子どもがいないご夫婦の財産管理など高齢者とそのご家族の相談支援を行っています。私たちは、ご家族の介護をされた方や、ガン闘病を支えてきたご家族のご自宅へ訪問する活動をしています。今まで、実務的なサポートは提供していますが、こころのケアが不十分だと感じることが多々ありました。
そこで、そういったご家族が日常から離れて、自分自身を見つめることができる場所が必要だと感じていました。昨年あるご家族から、亡くなられたお母様の遺言について相談を受けたのですが、そこに自宅を有効活用してほしいということが書いてありました。このお母様は、お茶の先生をされていたのですが、生前に私たちの活動にとても共感していただいていたおり、どの様な形にすればお母様が喜ぶかをご遺族の方と何度も話し合いを重ねて、茶室という憩いの空間を活かした、相談拠点を兼ねたコミュニティスペースづくりに取り組むことになりました。
その建物は、さいたま市役所や埼玉県庁のすぐ近くで、さいたま市浦和区の中心部にあります。都市部でも高齢化によって、空き家の問題が身近なところで起きているのですが、遺された不動産の管理や家族の心のケアなどに対する行政の対応は追いついていないというのが現状です。
6月3日のオープンに向けて、2つの協力を募集しています。
1つは、運営に協力してくれる仲間を募集、もう1つは、活動資金の募集です。
現在、随時見学会やプレイベントを行っておりますので、例えば、私たちの特技や活動が役に立つのでは？という方や、プロジェクト運営に協力してみたい方、もちろん特技がなくてもとりあえずボランティアをしてみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度足をお運びください。直近のプレイベントは、5月16日（土）午後1時～4時、23日（土）午前10時～午後4時に予定しています。
また現在プロジェクト賛助会員の募集と、活動支援していただける協賛企業・団体の募集を行っていますので、ぜひご協力をよろしくお願いいたします。