「沖縄県民対象のアンケート」(朝日新聞)

今年の春、朝日新聞と沖縄タイムス、琉球朝日放送の3社合同で、沖縄県民を対象に実施した世論調査の結果が発表されています。沖縄と本土との間にさまざまな格差があるという見方について「その通りだ」と答えた人が89%で、2002年、2012年の電話投票ではいずれも7割台だった結果とは単純比較ができないものの、今回その格差意識が際立っています。

格差を感じる内容については「所得」が55%「基地問題」が20%でした沖縄の意見を「国が聞いていない」と答えたのは74%、沖縄らしさが「残っている」は64% 沖縄戦の体験が「引き継がれている」は42%で、世代間には差が見られます。復帰当時に描いた姿に「なっていない」は37%

日本経済新聞では沖縄復帰50年特集の記事で、国際情勢の変化に直結して沖縄が対中国の摩擦の最前線にあるとしています。