「東海道新幹線にテレワーク専用車両」(各紙)

JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線を利用するビジネス客向けに、テレワークをしやすい車両を導入すると発表しました。新型コロナウイルスの影響で乗客数が激減する中、主要顧客層のビジネス客をつなぎとめる狙いです。

10月からは新型車両の7号車と8号車で、通常よりWiFiの通信容量を2倍にし、web会議にも対応できる環境を無料で使えるようにします。また従来型の車両でも「のぞみ」の7号車をテレワーク専用として、パソコンやスマートフォンなどを車内で気兼ねなく使えるようにする。

追加料金はなく普通車指定席と同じ料金で、充電器などの貸し出しにも応じ、インターネット予約の「EXサービス」でのみで販売される予定とのことです。

同様な試みはJR東日本やJR九州も進めている。通常は認めていない座席での通話もできる車両を今年に入り期間限定で導入。JR東日本が6~7月に行った試験では延べ4千人が利用したといい、対象をいまの東北新幹線のみから北陸新幹線などに拡大することも検討している。