「イベント制限があすから緩和されます」(日本経済新聞)

政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止で求めてきたイベントの開催制限を明日19日に緩和します。プロスポーツでは数万人規模の動員も可能になるなど大幅な緩和となりますが、制限ギリギリまで一気に引き上げることについて、慎重な主催者や企業が目立つ状況です。

収容人数1万人超えの場合、1万人以下の場合で緩和の上限は違いますが、日本経済新聞の記事では概要について記事になっています。特に1万人以下の場合は2通りに分類されます。
まず観客や演者が大声を出さず、集団感染が起きる可能性が低いクラシックコンサートや映画・演劇などは5千人を上限に満席も認めるとうもの。一方大きな歓声などを伴うロックコンサートやライブハウスなどは1万人以下でも観客数は収容人数の50%までという制限が維持されます。いずれも11月末までの当面の措置で、状況により見直しもありうるとのこと。

東京医科大学の浜田篤郎教授は「緩和しながら感染が拡大しないか様子をみるにはいい時期。マスクや3密回避、大声を出さないといった対策で感染リスクを下げられる」とした上で「いきなり大人数になると感染者が紛れ込み集団感染のリスクが高まる。慎重な対応が必要で、徐々に緩和するのがいい」とコメント。

プロ野球でも球場によって上限を独自に設定したり、演劇、映画、ライヴでも一気に制限人数の緩和をすることには慎重な主催者があるようです。