今朝は・・・昨日の日本経済新聞の記事から、「日本の銀行が 長く 出入金が止まっている 休眠口座に手数料を課すことを検討」というニュースです。

最近銀行の収益が悪くなっているということから、収益改善のため銀行での手数料について、今までサービスとして無料だったものを有料にしたり、値上げしたりするようになってきました。

その手数料の中で代表的なのが振込手数料ですね。

いろいろな振込みの方法によって、それぞれ手数料が違います。

例えばインターネットバンクで振り込み、ATMで振り込み、窓口で振り込み、銀行にとって手間がかかるものは、振込手数料が高くなる、という傾向にあります。

またそれ以外にも両替手数料があります。もともと銀行での両替は無料でした。現在は窓口での両替で手数料がかかる場合がほとんど。

そして銀行にある両替機で両替する金額は無料ですが、両替金額に上限がある、というパターンが増えてきました。

それだけでは不十分ということで、その次に考えられているのが今日のニュースの 「休眠口座」つまり使われていない口座から手数料を取ると案です。

*海外の銀行では個人でも一定以上の残高があるなどの条件を満たさないと口座を持っているだけで手数料を取られるのか一般的です。

日本ではまず入金や出金が長い期間止まっていて使われていない「休眠口座」から一定の手数料を取る、という案が有力とされています。

すでに大手銀行の「りそな銀行」では、2年以上入出金がない普通預金口座の持ち主にお知らせが来て、残高が1万円未満だと年間1200円の手数料をそして残高が手数料の水準を下回ると自動的に解約することになっています。