「Close Up This Week」。
今年度にもタクシーの相乗り全国で解禁へ
(朝日新聞)
見知らぬ人が一緒にタクシーに乗ってワリカンで代金を払う相乗り。現状でもタクシー事業者が、バスなどと同じ事業許可を得れば相乗り営業ができますが、自治体と協議して合意を得ることが必要。運用は過疎地が中心で、国交省のまとめによると2017年3月末現在、およそ1万2千台(全国総計の5パーセント)です。
*きのうの政府の未来投資会議で方向性を確認し、今年夏にとりまとめる成長戦略の実行計画に盛り込む方針です。解禁されるのはタクシー事業者の車で、自家用車を使って有料で、人を乗せる「白タク」は原則禁止を続けます。
「ライドシェア」については公共交通の「空白地」を前提条件に、道路運送法を改正する方針を表明しました。運行管理をタクシー事業者に委託しやすくして、ドライバー不足に悩む地域の足を確保。
道路運送法の改正案は2020年の通常国会提出を目指し、タクシー相乗りは今年度中に通達で認める方向です。