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日本がアジア4位から7位に後退

(日本経済新聞)

香港が拠点の投資家団体「アジア企業統治協会(ACGA)」が、アジア、太平洋地域の12の国と地域で、1100の企業を調査して、2年おきに発表する、コーポレートガバナンス(企業統治)ランキング。日本の会社は法的な枠組みが弱く、取締役会の実態が変わらないとして、12の国と地域のなかで、前回の4位から7位に順位を下げました。

  • 投資対象としての魅力が減少したという判断を下された形
  • オーストラリアが首位を維持、香港が2位、シンガポールが3
  • マレーシアはマハティール政権が改革を進めているとして7位から4位に順位を上げました

ACGAのジェイミー・アレン事務総長は日産自動車元会長、カルロス・ゴーン容疑者の報酬過少記載事件について「取締役会がゴーン容疑者の報酬について知らなかったとすれば恥ずべきことで、内部統制がお粗末だった」と指摘しています。