象牙の取引、日本は、国際的な規制の「抜け穴」になってる？

「Close Up This Week」

（南北首脳会談、安倍首相3選など...）

絶滅の恐れがあるアフリカゾウを保護するため、ワシントン条約で国際取引が禁止されている象牙について、日本が密輸出国となっています。国内取引を認められている日本で購入した象牙製品を、需要が高い中国に不正に持ち出すケースが後を絶ちません。ワシントン条約の常設委員会で、違法取引対策の不十分さを各国から厳しく批判された日本は、国際的な規制の「抜け穴」になっているという批判が強まっています。

（日本経済新聞）

＊日本は1981～89年におよそ2000トンの象牙を輸入していた

＊中国では縁起が良いなどとして富裕層の間で象牙人気が高い

＊ＷＷＦが昨年行った調査で、東京、大阪、京都の象牙販売店の７割で

「海外へ持ち出し可能」と密輸を想定