【Close Up This Week】

政府は19日に2018年版「自殺対策白書」を閣議決定しました。去年の自殺者数は2万1321人(前年比576人減)で、8年連続の減少となりましたが、他の先進国と比べて高い水準です。

白書には神奈川県座間市で昨年10月、9人の遺体が見つかった事件の再発防止策も盛り込まれました。ツイッター上の自殺志願の書き込みが狙われたことを受け、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上の自殺を募る書き込みの削除強化などの取り組みを紹介しています。

*15~39歳の各年代の死因の第1位は「自殺」。

*死因における自殺の割合が高い年代は、20~24歳が48.1%、次に25~29歳が47.0%でほぼ5割。

静かなサインを見逃さないようにしたいものです。