2020.10.04

EY PAAVI / AMMAR 808

北アフリカのチュニジアのキーボード奏者でプロデューサー、現在はフランス在住のソフィアン・ベン・ユーセフの一人ユニット、AMMAR 808。

『808』の由来はローランドのリズム・マシンの名機『TR808』。テクノ、エレクトロ、ハウスで使われてきました。『AMMAR』はアラビア語で「徳がある」という人の名前。

ソフィアンは、地元チュニジアの少数民族のベルベル人の民謡、マリの砂漠のブルースのバンドなどプロデュースしてエレクトロ化してきました。

今回、2ndアルバム『GLOBAL CONTROL / INVISIBLE INVASION』を発表。ソフィアンが南インドの音楽の都チェンナイへ行き、地元の古典音楽や伝統音楽のミュージシャンたちと共演して作り上げた作品です。

インド音楽のフュージョンといえば、古くはビートルズがいましたし、70年代にはジョン・マクラフリン、90年代以降はニティン・ソーニーやタルヴィン・シンがいました。そのほとんどがムンバイやデリー北インドの音楽。

AMMAR 808は新作は北ではなく南インドが素材。あまり聞いたことのないリズムやメロディー、言葉の響きがたくさん出てきます。古典音楽だけでなく冠婚葬祭の音楽、インドの神話を元にした舞台劇の音楽なんかもモチーフ。

北の楽器はタブラ、シタール。南はムリダンガム、シタールに似たヴィーナ。楽器も言葉も違います。

サラーム海上(うながみ)

アフリカ、中近東など、HOUSE、HIPHOP TECHNOシーンにめっぽう詳しいツワモノライター。大学卒業後、音楽ソフト販売、フランス留学、2年半の放浪、インディーズ系レコード会社、クラブ運営会社を経て「よろず風物ライター」としてTVブロス、ソトコト、STUDIO VOICE、MUSIC MAGAZINE、流行通信、フィガロ、PEN、SWITCH、POP ASIAなど連載多数。

レギュラー番組
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