チョロ / 防弾少年団

今回は何を紹介するかいろいろ悩みました。まずはSnoop Doggのことを考えたんですけど、既にチャートにエントリーしてますし、あとTuxedoも考えたんですけど、J-WAVEで凄く人気が高いじゃないですか。
他にも、Jamie Foxxの新作や、Jodeciの久しぶりのアルバムとか、いろいろ考えた挙げ句、なぜかK-POPを持ってきました。
「防弾少年団」という7人組男性グループです。
見た目は、少女時代の男版のような、イケメンのさわやかな少年達ですが、
K-POPは、元々R&BやHIP HOPへの憧れが凄く強くて、そのK-POP界の中でも最もヒップホップなグループです。

K-POPのアイドルって凄いんですよ。
韓国のソウルに行ってわかったんですけど、もう街がヒップホップなんです。
フリースタイル公園というのがあって、素人たちがフリースタイルで、みんなバトルをやっていて、それを聞きに来ている客が数百人もいるんです。
あれを見て、こういうところからK-POPってヒップホップなんだなって思いましたね。

防弾少年団のデビューミニアルバムに入っていた「If I Ruked the World」という曲、最初の音がハイドロ音なんです。
(※ハイドロ音:カリフォルニア州南部の伝統、ロウライダー・カーを油圧でジャンプさせるときの音。)
DS455とか、横浜あたりのラッパーがやっているのと同じことをアイドルがやっているのが韓国。
K-POPファンって知らず知らずのうちに、こんなハードでディープなものを聴いているのに、自分が聴いているものの正体とかルーツを知らずにいるのはもったいないと思いますね。
逆に、日本のハードコアなブラックミュージックファンというのは、K-POPのこういう部分に気づいていないだろうから、これはこれでもったいないと思います。
是非、これを機会に、K-POP「防弾少年団」を聴いてみてください!
 
 

丸屋九兵衛

牡羊座、血液型不明。一応、京都府出身。
早稲田大学第一文学部卒業。
浪人はしていないが、卒業までに5年かかる。
理由は勉強が好きだったから。
専門は文化人類学もどき。卒業論文はヴードゥー教関連。
1994年10月にbmr編集部に入る。2011年1月よりbmr編集長。
内職で早川書房の『SFマガジン』にてスター・トレック連載を執筆。
免許・資格は皆無。機械にはめっぽう弱い。
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