Rastaman Wheel Out / Chronixx

今日は母の日であると同時にボブ・マーリーの命日であるということで、ボブ・マーリーについてのお話を。
キング・オブ・レゲエ、ボブ・マーリーが亡くなったのは、1981年の今日。生きていたら69才。
僕もレゲエミュージックの入り口は、ボブ・マーリーではあったんですけど、実際に見たことはありません。
曲がいいとか、メッセージがいいとか、それはもちろん当然感じてはいたんですけど、一番僕自身がボブ・マーリーを凄いなと思ったのは、ジャマイカに行ったときなんです。
ジャマイカには「俺、ボブ・マーリーの友達だぜ。」という人が200人くらいはいましたね(笑)
そして、もっと凄いと感じたのは、1998年のW杯フランス大会。
日本も初めてW杯に出た年ですが、実はジャマイカも初めてその年にW杯出場したんです。
今日勝てば、ジャマイカがW杯に出場できる!という試合で、出場が決定した瞬間、グラウンドの中がぐちゃぐちゃになって、ようやくちょっと場内が落ち着き始めた時、ボブ・マーリーの名曲「One Love」が鳴ってるんです。
館内放送かな、場内を管理している人も粋な演出するな、と思っていたら、違うんです。お客さんが歌ってるんですよね。
全員が「One Love」を歌い出していて、それが綺麗にハモってるんです。
スタンドの周りも何もかもぐちゃぐちゃになっている時に、みんなが「One Love」を歌って、国歌じゃないけど、これだけみんなが歌えるという曲、本当に凄いなと。
そして外に出たら、ボブ・マーリーの銅像が建っていたのを見た時に、この人は単なるアーティスト、シンガーじゃなくて、一人のナショナル・ヒーロー。国を代表する本当のヒーローなんだなと思いました。
今日はボブ・マーリーの命日ということで、ジャマイカの方でも騒いでるだろうなと思いますが、やっぱり本当に騒ぐのは生まれた2月なんですよね。
特にラスタの人達は魂がなくなるということを嫌うので、リスペクトはするけれど、あまり命日には騒がないんですよ。
ということで今日は、ボブ・マーリーの曲をいこうか、というところではありますが…、今回はボブ・マーリーじゃなくて、今度、ボブ・マーリーになるんじゃないか、と言う人をご紹介します。
今、ジャマイカで大注目のスター、クロニックスで「Rastaman Wheel Out」。

八幡浩司

「この人がいないと、日本にレゲエ・ミュージックは入ってこない!」と言われる、レゲエ・ミュージック界の元締め!?
もちろんジャマイカに足しげく通い、ジャマイカのレゲエ音源を日本に紹介。
24×7 RECORDS