mi-chi / UKASUKA-G

今回の持ち込みレコメンは、ヒットプロデューサー亀田誠治さんを大解剖しちゃいます!
今年リリースされた亀田物件は、今日現在で14作品。
そのうち7曲がTOKIO HOT 100にチャートイン!
赤い公園「風が知ってる」「絶対的な関係」
JUJU「星月夜」、東京スカパラダイスオーケストラ feat. MONGOL 800「流れゆく世界の中で」
cinema staff「borka」、SCANDAL「Departure」、片平里菜、「Oh JANE」。
…と、物凄い数のプロデュースをやっていますが、
もちろん、一個一個の案件、ちゃんと打ち合わせして、曲を作るときも一緒に作ります。
例えば、スカパラとモンパチのコラボの時はレコーディングのリハーサルも一緒にやってます。
アーティストの横で走るコーチのような、その時は一緒にメンバーになったつもりでやってます。
常時5〜6アーティスト並行してやってるんですが、僕はこの方が調子がいいんです。
一人のアーティストと、ずっと半年っていう方が煮詰まっちゃうと思うので、いろんなアーティストの現場が小刻みにあることによって、鮮度も保たれて、別の現場で得たアイディアやヒントが他の現場でも活かされたりしています。
タイアップとか急に飛び込んでくる仕事の場合は、発注からミックスダウンまで1週間〜10日でやることもあります。
アーティストさんとのご縁だと思うんですけど、一週間でも出来ちゃうときは煮詰まらず出来ちゃうんですよね。
アルバム単位で作ってるアーティストは、1〜2年かけて一つのアルバムを作っていくということもあります。
現場で大切にしていることは、悪いムードを作らない、みんなで笑いながら一緒にやっていくこと。
自分1人だとできないものが、アーティストと一緒に作っていくことによって出来たりとか、セッションするミュージシャンの力を借りることによってできたりということもあるので、流れにのって作ってます。
聞いている方にもそれは届くと思うんですよね。
例えば、赤い公園とかもそうですけど、自分の娘のような年頃の20代前半の彼女達と一緒にわいわいスタジオで音を出して作って、彼女達から受ける刺激も大きいし、僕が培ってきた知識やノウハウ、持ってるものは毎回すべて出します!
そうすると僕も空っぽになるけど、空っぽになった分だけ新しいものが入ってくるんですよね。
サウンド的にこだわっているところは、その曲とアーティストが伝えたいことが確実に電波に乗って、スピーカーを通じて、聞く人に伝わるポイントですよね。
この曲の一番大事なところがちゃんと押し出されるようにとか、一番いいところをしっかり届ける、「見出し」をちゃんと付けてあげる。
あと、自分のことをマッサージ師に喩えるんですけど、いいツボを押してあげて、循環を良くしてあげるというか、血の通りを良くしてあげて、ここを押すと気持ち良くて、そこもっともっと揉んでくれ!というツボを押せるようにしてあげる。
みんな自分では気づかない良いところを客観的に指摘してあげる。ということも心がけてますね。

さて、僕がレコメンする亀田物件は、
Mr.Childrenの桜井和寿さんとラッパーのGAKU-MCさんが結成した、ウカスカジーというユニットです。
ファーストアルバム『AMIGO』が、6月11日、ワールドカップに向けてリリースするんですけど
その中で僕が1曲プロデュースさせて頂いた曲「mi-chi」をご紹介します。
5月28日に国立競技場で「ジャパンナイト」という、国立競技場のファイナルを締めくくるイベントがありまして、そこの音楽監督をやらせていただくことになっているんですが、そこにウカスカジーも出演します。
国立競技場のファイナルを締めくくる、素敵なイベントになると思います。

亀田誠治(かめだせいじ)

‘64年、アメリカ、ニューヨーク生まれ。辰年。
‘89年、音楽プロデューサー、ベースプレイヤーとして活動を始める。これまでに椎名林檎、平井堅、スピッツをはじめ Do As Infinity、スガ シカオ、アンジェラ・アキ、JUJU、秦基博、チャットモンチー、エレファントカシマシ、WEAVER、植村花菜、ハナエ、MIYAVI VS KREVAなど 数多くのアーティストのプロデュース、アレンジを手がける。 ‘04年夏から椎名林檎らと東京事変を結成。 ‘12年閏日に惜しまれつつも解散。 ‘07年、第49回日本レコード大賞、編曲賞を受賞。 ‘09年には自身初の主催イベント「亀の恩返し」を武道館にて開催した。

◎亀田誠治 twitter:  http://twitter.com/#!/seiji_kameda
makotoya : SEIJI KAMEDA Official Website