Guns Of Brixton / Jimmy Cliff

昨年はジャマイカ独立50周年ということで、いろいろ50周年にちなんで紹介してきたんですけど、今回は、昨年紹介し忘れていた作品があったので、2012年コレは外せないアルバムをご紹介します。
ジミー・クリフの最新作『Rebirth』です。
昨年リリースされた際にも話題になりまして、グラミー賞のレゲエ部門にもノミネートされています。
このアルバムのプロデュースをしたのが、あのパンクバンド、ランシドのティム・アームストロングなんですけど、きっかけというのが、亡くなったザ・クラッシュのジョー・ストラマーの紹介だったらしいんです。

ジミー・クリフというのは、当然ボブ・マーリーと並ぶレジェンド。
デビューが1962年で、ジャマイカ独立年に14歳でデビューしてるんです。
今回レコメンする曲「Guns of Brixton」は、ザ・クラッシュのカバーなんですけど、この曲の中に出てくる一節で、
お前は『ハーダー・ゼイ・カム』のアイヴァンのつもりか
という歌詞が出てくるんですが、アイヴァンというのは映画『ハーダー・ゼイ・カム』でジミー・クリフが演じたギャングの役名。それをジミー・クリフ本人がここで歌ってるというのも面白いですよね。

8年ぶりの新作ではあるんですけど、ただジャマイカ50周年記念で出たアルバムとは違って、スカからレゲエまでいろんなものが取り入れられていて、過去のパンクとの密接だったレゲエという部分を、今のランシドのティム・アームストロングがやるということも、レゲエを再生する、ジミー・クリフを再生する、いろんな意味での『Rebirth』(再生)が含まれている面白いアルバムになっていると思います。
アルバム『Rebirth』は、2月6日に日本盤でもリリースされます。
そして、3月には来日公演も決定!
東京では、3月4日〜7日、ビルボードライブで4日間連続で行なわれます。
生でレゲエを体感できるいい機会だと思うので、是非見にきてください。
 

八幡浩司

「この人がいないと、日本にレゲエ・ミュージックは入ってこない!」と言われる、レゲエ・ミュージック界の元締め!?
もちろんジャマイカに足しげく通い、ジャマイカのレゲエ音源を日本に紹介。
24×7 RECORDS