I Wanna Go Home (It's Raining) / ROMAIN VIRGO

今日ご紹介するアーティストは、ロメイン・ヴァーゴ。
若干20歳の新人です。

ジャマイカと言うと、スタジオやダンスの現場からアーティストが生まれるイメージがありますが、このロメイン・ヴァーゴはライジングスターというジャマイカのオーディション番組出身。17歳の時に優勝しました。

ルックスも良く、今やすっかりジャマイカ・アイドル。優勝後、大学へ行き勉強しながら、トレーニング。去年ヒット曲を連発しています。


曲は非常に“レゲエ”!

今のレゲエはヒップポップやテクノに寄っていったり、ダンスのビートがあったりと、どんどん進んでいますが、ロメイン・ヴァーゴは昔のレゲエの良さや、レゲエの前身であるロックステディやスカの時代にあったジャマイカ特有のソウル感、歌謡性を持ち合わせています。

古い部分のレゲエの良さと、オートチューン(歌声のキーやピッチを修正する、コンピューターのソフト)を使ったりなど新しさを両方兼ね備えたという点が、世代を越えてジャマイカの人々に愛されている理由です。

驚くのは、日本人のレゲエ・ファンの方が昔のジャマイカの音楽を知っていて、ジャマイカの若い人は最先端の音楽しか知らなかったりするところ。だから、昔の音楽の要素は、新鮮に映るのでしょう。プロデューサーたちも、昔のものをもう一度再生している部分もあったり点。

レゲエ・ミュージックの魅力の1つは、前に進むだけではなく、前の時代の音楽を新しく提示し直し、常にグルグル回りながら進化しているところ。その魅力を今一番表しているのが、このロメイン・ヴァーゴです。

アルバム「ROMAIN VIRGO」は全米6/8発売。
日本でも今月5月末には輸入盤が入荷すると思います。

八幡浩司

「この人がいないと、日本にレゲエ・ミュージックは入ってこない!」と言われる、レゲエ・ミュージック界の元締め!?

もちろんジャマイカに足しげく通い、ジャマイカのレゲエ音源を日本に紹介。
24×7 RECORDS