SATURDAY NIGHT HUSTLE / SWAY

本日ご紹介するのは、ロンドン生まれの26歳、SWAY(スウェイ)という、ガーナ系 イギリス人ラッパーです。
このSWAYはUKヒップホップ史上最強とも言われるラッパーで、
9月16日にアルバム『THE SIGNATURE LP』の日本盤が出ます。
これはセカンドアルバムなんですが、日本盤が出るのは初めて。
本国イギリスでは去年の10月に出てるんですが、日本ではほとんど流通していなかったので、事実上新人みたいなもんですよね。

聞いていただくとわかるんですが、"ド"がつくほどのイギリス弁なんです。
いわゆるクイーンズ・イングリッシュではないんですが、ウェストインディーズ弁に影響されたブリティッシュ・ブラック・イングリッシュ弁みたいな感じで。
このイギリス弁がいいんですよ。やっぱり自分の言葉を使わないと、ヒップホップやってる意味ないですからね。
そして彼の場合は、アメリカの真似をしてギャングスタ志向とか、悪い言葉を使う、ということを基本的にやらない人で、そういうクリーンな姿勢と圧倒的なスキルがカミリオネアに似てるなと思います。
アメリカのヒップホップは、ラッパーあってこそというのがあると思うんですけど、
USヒップホップは、グライムとかUKガラージ、2ステップなどの流れで、先にサウンドありきというところがある気がします。

このSWAYの過去の実績をちょっと紹介すると、MOBO Awardで、2005年にBest Hip Hop Actを受賞。
アメリカのBET AwardでもBest UK Hip Hop Actを受賞。
米・英ともに評価されていたんですが、日本ではまだ今ひとつ知られてなかったんですよね。
ということで、来月9月16日に日本盤が出るのでこれを機会に是非聞いてみてください。
そして、この日本盤リリースに合わせて、bmrでは今出ている8月号でUKヒップホップ特集をやっていますし、SWAYのインタビューは9月10日に出る次の号に掲載されます。
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丸屋九兵衛(まるやきゅうべえ)

牡羊座、血液型不明。一応、京都府出身。
早稲田大学第一文学部卒業。
浪人はしていないが、卒業までに5年かかる。
理由は勉強が好きだったから。
専門は文化人類学もどき。卒業論文はヴードゥー教関連。
1994年10月にbmr編集部に入る。
現在の肩書きは「編集マネージャー」意味は不明。
内職で早川書房の『SFマガジン』にてスター・トレック連載を執筆。
免許・資格は皆無。機械にはめっぽう弱い。