DISRESPECTFUL / CHAKA KHAN FEAT.MARY J.BLIGE

本日は僕がお正月に聞きまくっていた、JAM & LEWISがプロデュースしたCHAKA KHANの「FUNK THIS」というアルバムを持ってきました。
JAM & LEWISは80年代に一気に頭角を現したんですけど、ちょうどそのころの僕はアマチュアからプロになりたてのころで、サウンドプロデュースを目指している僕にとって一番影響を与えてもらったプロデューサーチームなんです。
当時、ジュリアナだったり、ユーロビートだったり、そういった洋楽が全盛の中で、JAM & LEWISが提示するビート感だったり、グルーヴだったり、コード感であったり、そのヴォーカルワークの素晴らしさであったりというのが、これぞ洋楽っていう感じがして僕はやみつきになったんですよね。
J-POPアーティストにも彼らの信仰者は多くて、宇多田ヒカルさん、CRYSTAL KAYさんはプロデュースしてもらってますし。
あと、SOUL'd OUTなんかは「FLYTE TYME」という曲があるんですけど、その「FLYTE TYME」とは実は何を隠そうJAM & LEWISの事務所の名前ですからね。
それぐらい彼らもJAM & LEWISというプロデューサーに心底惚れ込んでる。

JAM & LEWISというと、JANET JACKSONに代表される都会的な洗練された打ち込みが印象的なんですけど、今日持ってきたCHAKA KHANの「FUNK THIS」というアルバムはもう徹頭徹尾、生リズム!
生ファンク魂がゴリゴリの仕上がりになっていて、これは、JAMさん、LEWISさん、どういう心境の変化だろうと…。
で、お正月にこのアルバムを聞きまくって僕は悟りました。
JAM & LEWISの提案したこのファンク、音楽のジャンル的ファンクということではなくて、彼らは今こそ自分が今までやってきたことのない新しい道を提示しろと教えてくれてる気がしたんです。
JAM & LEWISが、 俺らは今まで打ち込みの洗練された都会的なグルーヴにこだわってきたけど、今年はファンクで行く!CHAKA KHANのルーツであるファンクを打ち出したぞ! と。
僕は2008年の生きる道として『歩むなら敢えて険しい山を上れ!』というキーワードを彼らから教わったとしか言いようがないです。

そんなアルバム「FUNK THIS」の中から、MARY J.BLIGEとのコラボ曲「DISRESPECTFUL」。新旧歌姫がファンクという土俵の中で絡んでいて素晴らしく濃いです!皆さん是非聞いてみて下さいね!

亀田誠治(かめだせいじ)

日本音楽界稀代のプロデューサー、椎名林檎、スピッツ、平井堅、アンジェラ・アキ、Chara、SOPHIA、175R、松千など、手掛けたアーティストは数知れず。
2004年夏から椎名林檎らと「東京事変」を結成。
アーティストとしても活動中。
makotoya : SEIJI KAMEDA Official Website