2007.01.14

GONNA FIGHT / SPRAGGA BENZ

今日ご紹介したいのは、レゲエのダンスホールDJのスプラガ・ベンツというアーティストです。
ソカのケヴィン・リトルの「TURN ME ON」が流行ったと思うんですけど、その時のフィーチャリングとしてラップというかDee Jayをかましてた男がスプラガ・ベンツなんです。
彼は90年代前半から勝ち上がってきて、去年メジャーデビューしたシャム、あるいはバウンティ・キラーなど、その辺の世代と同じなんですよ。
その当時に出てきたダンスホールの中ではHIP-HOP感覚を持った新世代DJということで注目を集めて、ヒットをたくさん出して他の同世代の誰よりも早くメジャーシーンにデビューしました。
女性ラッパーのフォクシー・ブラウンと付き合ってたりだとか、映画で主役を演じたりだとかいろんな活躍をしていた彼なんですが、実は今回出るアルバムというのが7年ぶりなんです。
なぜこんなにあいてしまったのか本人に直接確認をしたところ、メジャーでいろいろ活躍している時に大きな契約をしたそうなんですが、その契約に拘束されていて7年間アルバムを出せなかった、ということが原因らしいんです。
その間に大きなプロデューサーやHIP-HOPの連中などと、アルバムを2枚録ったりしていたんですがそれは結局メジャーでリリースされることはなく、このたびようやくその契約の縛りがとれて、7年ぶりのアルバム「LIVE GOOD」が1月24日リリースされることになりました。
7年間休んでいたとは言ってもジャマイカではリリースしてましたし、それこそ「TURN ME ON」で世界をまわっていたりとかしてましたからね。
これはその7年の間に自分が活躍してきた時のヒットシングルをまとめたベスト盤的なアルバムになっています。
その7年間の活動のおいしいところが凝縮された「LIVE GOOD」是非聞いてみてください!

八幡浩司(やわた こうじ)

「この人がいないと、日本にレゲエ・ミュージックは入ってこない!」と言われる、レゲエ・ミュージック界の元締め!?
もちろんジャマイカに足しげく通い、ジャマイカのレゲエ音源を日本に紹介。
24×7 RECORDS